ドライアイが辛くて何か良い改善策はないものかと検索しまくっていて見つけた記事の一つに、「ひまし油(カスターオイル)点眼」なるものがあるということで、実際に試してみました。
あの、女優の松田美由紀さんも試して効果があったそうで・・・
「ひまし油点眼」ですが、決して難しいことをするわけではなく、たったこれだけのことですが、私などは、ここ数年間悩み続けていた「ドライアイ」がたった2日で、気にならないほど治ってしまいました。
他にもひまし油を点眼して治ったなんていう記事がちらほら。
油を目に入れるなんてなんか怖い・・・と思いはしたものの、涙にも油分は含まれているし、市販の目薬にも油の入ったものもありますからね。
そして、一般的ではないですが一部の眼科でもドライアイ患者にひまし油を処方しているという事が、試してみる決め手になりました。
参考:飯田橋眼科
ひまし油についてや、私が実際にやってみた点眼方法・点眼する際の注意点などについてもまとめてみましたよー。
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ひまし油とは
ひまし油は、ヒマ(唐胡麻)という植物の種子から採取する植物油の一種です。
ひまし油およびその加工品は、石鹸(せっけん)、潤滑油、作動油、塗料、インキ、ワックス、耐低温樹脂、ナイロン、医薬品、香水、ポマードなどの原料として用いられる。
用途の中で、1%程度を占めるに過ぎないが、伝統的に下剤として用いられ、日本薬局方にも収載されている。
出典:Wikipedia|ひまし油
"下剤"という記述に一瞬目を疑いますが(汗)、ひまし油は解毒(デトックス)作用で有名なんですねー。
エドガーケイシー療法のひまし油湿布は、体内の老廃物を排出することでよく知られていて、実践している人も多いようです。
点眼用ひまし油の選び方
ひまし油といっても色々な種類があります。間違っても工業用のものは絶対に使わないでください!!
薬局などで売られている加香ひまし油なども避け、無精製・無加工のコールドプレス(冷圧搾・低温圧搾)されたピュアなひまし油を使います。
220mlが多い場合は、「生活の木」で少量の25mlからひまし油の商品があります。
どちらもコールドプレス・ヘキサン(化学薬品)・フリーのものですが、前者は有機栽培されたものを有機専門のオイル圧搾工場で冷圧搾した純粋なオーガニックオイルです。
目に入れるものだし、念には念をとオーガニックに惹かれて、私は前者を購入しました。
ひまし油点眼の作り方
点眼用スポイトを用意します。
遮光ガラス容器です。
瓶の部分を煮沸消毒してから使うといいです。
※プラスチックの点眼容器もありますが、プラスチック容器に直接油を入れるとプラスチックの化学成分が溶け出る恐れと、プラスチックは遮光性がないので油の酸化が早まるという理由で今回はガラス容器を使います。プラスチック容器を使う場合は点眼する直前に作り、作ったら3日ほどで使い切るか捨てましょう。
ここに、ひまし油を直接注いで寝る前に点眼。
点眼した直後は目がねっとり(ベタベタ)した感じがして、瞬きしづらく、視界がかなりぼやけてうっとうしいので、寝る直前に点眼した方がいいです。
うわー油が入った!て感じです。
目の周りについた油をティッシュで拭き取って寝ます。
直接点眼することに抵抗のある方は、市販の目薬にひまし油を数滴混ぜて点眼。
という方法もあります。
私も試してみましたが、その方がねっとり(ベタベタ)感が感じられず、視界もそんなにぼやけず割とすぐクリアになるので昼間数回に分けて使ってみるといいかも。
通常の液体目薬とはちょっと違う感じです。
おすすめは防腐剤無添加のソフトサンティア。
ひまし油点眼の注意点
ひまし油は、開封後に酸化が進むので、開封後は冷暗所に保管してなるべく早く(長くても4ヶ月以内)使い切ってください。酸化すると匂いで分かります。
くれぐれもスポイトの先っちょにまつげなどが触れないように注意してください。ばい菌が入っちゃうので。
ひまし油点眼してみた結果
ひまし油を点眼して就寝し、翌朝・・・
いつものドライアイ健在・・・
市販の目薬と混合して2週間ほど続けてみたりしたけど、劇的な変化は感じられませんでした。
てことで、私には効果がなかったようです 泣
ドライアイにも様々なタイプがあるので、私のドライアイには合ってなかったのかな。