幼児〜小学生の子供がリーディングを始めるにあたって欠かせない「サイトワード(サイトワーズ)」の学習。
ということで、「サイトワード」って一体何?どうやって覚えればいい?といったことについて解説したいと思います。
Contents
「サイトワード(サイトワーズ)」とは
サイトワード(Sight Words)とは "見ただけで読める単語"のことです。
つまり、丸暗記すべき重要頻出単語です。
具体的には"the, of, and, a, as, she, be, is, with, are..."などで、日本語に訳せない単語も多く含まれます。
英語圏では幼児で100種類くらい、小学校に入ると1,000種類くらい覚えていく感じです。
サイトワードのリストの種類
一般的なサイトワードリストは2種類あります。
(各リストのリンク先では学年ごとに覚えるべき単語をレベル分けしており、その内容を見ることができます。)
・ドルチワードリスト(Dolch Sight Words):315単語 / 幼稚園~小学校低学年までのリスト
・フライワードリスト(Fly Sight Words):100単語×10レベル=1000単語 / 幼稚園~小学校高学年までのリスト
"Fly"の方は"Dolch" を発展させたものだそうですが、初期に覚えるべき単語はほぼ共通しています。
英語圏の学校では "Dolch" がよく使われているそうです。
最初に "Dolch" の約300単語を覚えておけば後から"Fly" のリストを覚えてもいいし、日常や本を読んでる間にどんどん知ってる単語が増えていきますしね。
「サイトワード」学習方法
サイトワードの学習について解説します。
学習のタイミング
サイトワードの学習っていつ始めるべきなのかな?
調べたところ、"フォニックスでアルファベット26文字の音を覚えた後"が適切なようです。また、"フォニックスが全て終わった後ではなく同時進行で学習する"といいそうです。
いきなりサイトワードから教えると英語がイヤになる可能性があるので、フォニックスと並行して読みながら楽しく学ぶのがいいそうですよ。
(参考:世界で活躍する子の英語力)
「サイトワード」の学習教材
サイトワードを学習するにあたって最も有名な教材絵本(ベストセラー)が、
です。アメリカの家庭でもよく使われているそうです。
この1セット(25冊)で50語のサイトワードが学べて、ミニワークブックとCD付き。
(CDなしもあり)
ちなみに我が家も最近購入。5歳の子になるべく毎日数冊読み聞かせするようにしてます。
1ページに1文で8ページほどなのですぐ終わりますしね♪
そして、
こちらも海外でも人気のサイトワードのワークブックです。
頻出100語のサイトワードが6グループに分かれていて、パズルやワードゲーム、線つなぎなど楽しく遊びながら学べるワークブック。
全ページカラーで見やすくキレイです。
年中〜年長さんくらいからおすすめ。レベル・年齢別に選べます。
また、
フラッシュカードなんかも教材として使えますね。
「サイトワード」頻出の絵本を読ませてみる
多くのサイトワードを覚えてきたら、実際に絵本を読ませてみると「本が読める!」と自信がつきます。
そんな「サイトワード」頻出のおすすめ絵本が、アメリカでは定番の"Dr,Seuss" の絵本。
ドルチワードリストを全部覚えれば、Dr.Seussシリーズをほとんど読めるようになるとか。
補助教材で楽しく覚える
補助教材としておすすめなのが、"アプリのゲームや動画"などです。
アプリや動画についてはこちらの記事にまとめてます。
楽しくない丸暗記も、映像やゲームなら楽しくラクに学習できそうですね〜
最後に
ということで、サイトワードをかじり出した年中の娘。一緒に工夫して学習していきたいと思います♪