どもり(吃音)がひどかった3歳娘。治るか不安だった話

3歳になってますますよく喋るようになった娘。

おしゃべりが上手になっていくに連れて、あることが気になり始めました。

3歳4ヶ月頃から目立ってきた「どもり(吃音)」です。

だいたい何か言おうとすると、

「ママママママ、ママ!」

「ななななななんで、きょきょきょきょう行くの?」

「まままままままだ」

という感じで最初の音をものすごく分かりやすく連発しているのです。

すごく興奮していて私に何かを必死で伝えようとしている時や、私にすごく聞きたいことがある時、すごく不安になっている時などに"どもる"のは理解できるんだけど、普通にリラックスしている時も、"どもる"んですよね。

それも一番どもるのは自分の名前を言う時・・・

最初はあんまり気にしていなかったけど、1ヶ月、2ヶ月経ってどんどん酷くなり、何か言う度にどもるので少し不安になってきた私。

その時に自分なりに調べたり思ったりしたことについて書きたいと思います。

Contents

遺伝の可能性?心配していた夫

娘の"どもり"を私以上に心配していた夫。

というのも、夫は子供の頃から吃音持ちです。

どもりには同じ音を繰り返す連発型、最初の音が伸びる伸発型、最初の音が出にくい難発型と3種類あって、夫の"どもり"はこの全てに当てはまります。

だから、自分のどもりが遺伝したんじゃないか・・・と自分を責めていました。

確かに、"どもり"には多少遺伝的要素もあるらしく。

でも、それを決めつけるにはあまりに早すぎると思った理由を以下に書きます。

3歳から4歳の半分以上の子供は言葉がつっかえ気味

私が心配していた頃、いつも娘が仲良くしている同い年のお友達(女の子)のママに、"どもり"について聞いてみました。

すると、

「うちもたまにあるあるー!最初の音連発する時あるよ!」

との答え。

私はそのお友達がどもっているところを聞いたこと無かったのでびっくりしましたが。

やっぱりお話が上手になりだす2、3歳〜4歳の言葉の発達期にはよくあることみたいですね。

あるブログで紹介されていた”どもり”について記載のある本を私も持っていたので、引っ張り出して読んでみました。

すると、

3歳から4歳の子の半分以上が、同じ音やことばを何回も繰り返す時期があるのです。これは頭の中にはいっぱい言いたいことがつまっているのに、それを全部表現するだけのことばを持たないからなのです。言いたいことを言おうと一生懸命になると、くり返しが起きます。

・・・

この段階はまったく正常なものですし、こどもの言語能力が発達するにつれて数週間から数ヶ月でおさまっていきます。

と書かれていました。

子供自身は言葉を言うこと、考えることに集中しているから自分がどもっている事に気が付いていないんだとか。

ツッコミたくなるほど同じ音を連発してるのに気づいてないって(笑)

でも、その"どもり"には決してつっこまずに聞き流してあげる事、子どもにどもっている事を意識させないことが大事なんだそう。

意識させてしまうと、逆にさらにどもりが酷くなってしまうこともある
そうですよ。

なので私も、一切娘に"どもり"の指摘はしませんでした。

 

私がどもりについて参考にした本はこちら。

バイリンガルは吃音になりやすい?

もう一つ考えられるのは、娘が日本語と英語を使って話している事。

色々調べていると、どうやらバイリンガル幼児は吃音になりやすいとの情報が。

「バイリンガル・吃音」で検索すると色々出てきます。論文や文献など、研究結果が書かれているものもありますね。

幼児は耳にする複数の言語をすぐ覚える反面、複数の言語を使い分けるストレスはやはりあるようです。

あれから半年が経過。娘の"どもり"はどうなった?

心配し始めてから気づけば半年が経ち、3歳9ヶ月になった我が子。

娘の"どもり"はどうなったかというと、いつの間にか今ではほぼ、なくなっています。

ピークから徐々におさまりだし、あからさまに同じ音を連発する事がなくなりました。

やっぱりうちの子の場合は、3歳から4歳によくある一時的な発達段階だったようでホッとしてます。

最後に

子供がどもり出すとすごく心配になりますが、言葉数が多くなる2、3歳〜4歳にはよくあることだと知っておくと少しは安心。

ただ、色々なストレスが原因だったりする事もあるようなので子供の気持ちに寄り添ってよく観察してあげることも大事ですね。

そして、どもっても指摘せず気にせず普通に接してあげましょう!

まずはしばらく様子を見てあげてください^^

<関連記事>再発した子供の吃音。完全に?治るまでの1年弱の経過と対処

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