「おたすけこびと」シリーズ紹介!内容と楽しめる年齢は?重機満載!

日本のみならず、今や英語、フランス語、中国語、台湾語、韓国語、タイ語、ドイツ語にも翻訳されている世界でも大人気の絵本シリーズ「おたすけこびと」。

なかがわちひろさん(文)コヨセ・ジュンジさん(絵)による、こびと達が色々な種類の重機(働く車)を使いながら皆で協力して大仕事をするお話の絵本シリーズです。

クレーン車やブルドーザー、大型トラックやミキサー車など、男の子がワクワクするようなリアルに描かれた重機(働く車)がたくさん出てきます。

重機で生クリームをかき混ぜたりいちごをのせたりする普通とは違う働きっぷりも面白い。

私たち人間が見る日常の風景とは全然違う、ミクロなこびとから見る風景も楽しめます。

たくさんの重機を使って、困っている誰かのために働くおたすけこびと。
やさしい気持ちになれる絵本です。

絵にすごく迫力がありつつも細かいところまで描かれていて、絵を眺めているだけでも色んな発見があってすごく楽しいんです♪

ということで、大人の私もハマって図書館で自分のために借りまくった「おたすけこびと」シリーズを紹介したいと思います。

「おたすけこびと」は何歳から楽しめる?対象年齢について

「おたすけこびと」は何歳から楽しめる?対象年齢について

特に対象年齢について出版社のサイトや絵本内に特に記載はありませんが、1歳からでも十分楽しめる内容です。

文章自体が1ページに短文1文か、見開きでも短文1〜2文しかなく文字の量がとても少ないので、1歳2歳への読み聞かせやにちょうど良いレベル。

文字も大きく、自分で文字を読めるようになった3歳4歳にもおすすめです。

絵を隅々までじっくり眺めて楽しむ絵本といった感じで、絵は大人でも楽しめるので幼児から大人まで何歳でも楽しめる絵本ですよ。

もちろん男の子だけでなく女の子も!

4歳の娘も、

「見て!カタツムリに乗ってる人がいる!」
「ここに何か飲んでる人がいる!」
「これ何?車のコーヒーやさん?」

などと色んな細かい発見に夢中。娘にとっても細かく描かれた絵を見るのが楽しいみたいです。

「おたすけこびと」絵本の著者・サイズ等の情報

「おたすけこびと」絵本の著者・サイズ等の情報

  • 著者:なかがわちひろさん(文)/ コヨセ・ジュンジさん(絵)
  • 出版社:徳間書店
  • 発売日:2007年〜
  • サイズ: 30cm×21.2cm

    「おたすけこびと」シリーズとそれぞれのあらすじ(内容)

    「おたすけこびと」シリーズとそれぞれのあらすじ(内容)

    「おたすけこびと」シリーズは全部で六巻。
    一つずつ、簡単にあらすじ(内容)を紹介します。(ネタバレあり)

    第一弾:おたすけこびと

    第一弾のおたすけこびとへのお仕事の依頼は、子供の誕生日ケーキを作ること!

    クレーン車やミキサー車、ショベルカー、ホイールローダーなどの大型重機をたくさん使って、卵を割ったり混ぜたり生地を流し込んだり…

    最後の仕上げでクッキーを飾り付けるためにヘリコプターまで登場!

    キッチンで大勢のおたすけこびとによる壮大なスケールのケーキ作りが展開されます。

    誕生日ケーキ作りのお話だから、誕生日プレゼントにもぴったりだね♪
    私もケーキ作ってみたい!

    第二弾:おたすけこびとのクリスマス

    クリスマスの夜にサンタさんからおたすけこびとに依頼されたのは、クリスマスプレゼントを配達するお仕事。

    重機の列を作ってロードローラーで道をならしながら夜の町を走っていくおたすけこびと。

    色んな重機を駆使してお家の中にプレゼントを届けてあげるお話です。

    クリスマス時期にぴったりの絵本だね。
    上からのアングル、下からのアングルがあって色んな視点から楽しめるのもこの絵本の魅力♪

    第三弾:おたすけこびとのまいごさがし

    今回おばあさんから依頼されたおたすけこびとのお仕事は、迷子の子猫をさがすこと。

    雨が降る日に庭や公園を大捜索!

    溝に落ちていた子猫を、猫じゃらしとクレーン車を駆使して助け出します。

    様々な大型重機に、寝台車やミルクタンク車、小型ボートや救急車も登場する、壮大な救出劇が展開されます。

    ドキドキハラハラ冒険感覚で読めて楽しいお話♪
    お布団、傘、ミルクなど、無事に子猫をおばあさんの元に送り届けるこびとのケアも見どころ

    第四弾:おたすけこびととハムスター

    ペットのハムスターのために回しぐるまを作るお仕事を依頼されたおたすけこびと。

    作業場所はデスクの上。

    たくさんの重機を使って、回し車の穴を開けたりのりやコンパスなど文房具を上手に動かしたりと、大掛かりな工作に取り組むこびとたち。

    最後の仕上げはハムスターもお手伝い♪

    デスクの上とは思えない、壮大なスケールの工事現場!
    あちこちで色んな重機が面白い作業してて目移りしちゃう!

    第五弾:おたすけこびととあかいボタン

    おたすけこびとへの今回のお仕事の依頼は、なくなってしまったウサギのぬいぐるみの目の赤いボタンを探すこと。

    赤いボタンはお部屋の中ですぐに見つかったけど、なんとこびとが踏んだ板でボタンが飛び上がって水槽のなかへ!

    今回はおなじみの重機に潜水艇まで登場して大捜索!

    水の中でおたすけこびとが奮闘します。

    魚や水の大移動が面白い!捜索ついでにボタンのネックレスや石塔まで作っちゃうよ♪

    第六弾:おたすけこびとのにちようび

    日曜日。おたすけこびとのお仕事もお休みの日。

    みんなで野原に遊びに行って楽しく遊んでいたら、ひっくり返った亀を発見!

    困っている亀をほっとけない優しいおたすけこびと。

    「しゅつどうだ!」

    重機を使った壮大な亀の救出劇が展開されるお話です。

    男の子が好きな昆虫や虫も色々出てくるよ!

    まとめ

    ということで、はたらく車の魅力満載の「おたすけこびと」。

    工事現場や重機、特殊な車や乗り物が大好きな子にとってはまさによだれものの絵本です。

    まとめ

    • とにかく男の子が萌える重機が盛りだくさん
    • カラフル
    • 1歳〜大人まで楽しめる細かくて大胆な絵
    • クリスマスや誕生日のプレゼントにもぴったり
    • 優しくてほっこりできるお話

      「文」を担当しているなかがわちひろさんのブログでは、絵本「おたすけこびと」ができたきっかけや仕上がるまでの過程なども紹介されてますのでぜひ。

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